2017/07/26

卒業研究発表会2017

武蔵野大学4年生の卒業研究の発表会。4年生にとっては前期の集大成となる。50名弱の全ての学生の発表会なので、かなりの長丁場になる。
 今年は朝9時スタートで、終了したのは夜の8時。そこから審査、及び再提出者の発表まで含め、夜9時までかかる。学生諸君はお疲れさまでした。学生も大変だが、こっちもかなりクタクタになる。
 水谷研究室は総勢9名。再発表に、残念ながら1人引っかかった。頑張って最後まで頑張りましょう。それにしても、年々、学生の日本語力(文章を書く力)が低下しているような気がして、その点をチェックすることにかなりのエネルギーを費やしている事実を痛感する。世間は「グローバル化」を声高に提唱している訳だが、「その前にすべきことあるんちゃうの。。」、というのが正直なところ。学生へのアドバイスとしては、「なんでもいいから長編小説を読みなさい!」ということなのであるが、夏休みの宿題に読書感想文を課そうかなぁ(笑)、と半笑いでありながら、半分マジに考えてみるのでありました。
 吉祥寺の居酒屋で10時半くらいから打ち上げ。
 ある意味、学生生活最後の学術論文の制作もこれで一段落。今後の糧にして欲しい。さて、後期の卒業設計&論文への展開が楽しみだ。(TM)

2017/07/22

トリノへ思いを馳せながら

 だいぶ以前にイタリアのトリノに関して文章を書く機会があり(世界各国の都市を紹介する書籍の企画で、その中のほんの一部分の項目を執筆させていただいた)、その企画が立ち消えそうになっていた模様だが、また再び動き出しそうだ、という案内(一報)があった。実はトリノは学生時代に一時期暮らしていた、ということで自分にとっては本当に思い入れのある都市である。
イタリアは日本人にとっては観光地として圧倒的に人気があるスポットな訳だが、なぜか、トリノに行く日本人はほぼ皆無で、おそらく日本人にとってはイタリアの都市の中では印象がとても薄い(冬季オリンピックがあったのと、フィアットのお膝元、そしてユベントスの本拠地、というイメージくらいかなぁ)都市な訳である。が、実は、イタリアではローマに次ぐバロック都市で、そういう訳でとても素晴らしく圧倒的に美しい都市だということはあまり認知されていない。はっきり言って、ミラノなんかつまらない大都市で、電車で1時間くらい離れたトリノの方が文化的にも芳醇な都市だと思えてしまう。
 後、デ・キリコの絵はトリノの都市像がベースだということも知る人ぞ知る事実である。その都市紹介の本では、トリノの都市としての起源から、そのデ・キリコくらいまでの時代背景と都市の変遷プロセスを紹介しながら、トリノの不思議な魅力に関して考察しているので、今後うまく企画が進めば改めてこのブログでも紹介します。
 さて、トリノに学生時代、一時期暮らしていた訳だが、日本に帰国する際に、現地で交流のできた学生達(トリノ工科大学の)からお土産としてTシャツをプレゼントしてもらった。イタリアの偉大な俳優、トト(アントニオ・デ・クルティス)をモチーフにしたデザインのもので、想い出の品、ということで大切に着続けていた。かれこれ25年!さすがに、かなりヨレヨレになってしまい、さすがにもう着れないかなぁ、という感じになってしまったので、断腸の思いで処分することに。丁度、トリノに関して執筆した企画の動きと重なったために、感じ入ってしまう。
 実は、そのトリノに行って(暮らして)以来、イタリアの地に足を下ろしていない(当時はいつでも行けると思っていたのに!)。
 いやはや。そろそろイタリア、そしてトリノに猛烈に行きたくなってきた。そう、25年ぶりに。時はあまりに早く流れる。(TM)

2017/07/08

環は閉じているか?

 子供たちの夏の納涼会があり、景品で発光ブレスレットのおもちゃを持って帰ってきた。子供たちが眠りについた後、何気なくそれをイジっていると、分解して連結できることが分かり大きな輪にしてみた。意外に幻想的に綺麗で、若干ウットリする。大きな輪が閉じている感じがいい。
 それにしても、非常に抽象的な話だが、若いころは輪が閉じていると「いい!」と思っていたような気がするが、年月を経てみると輪(環?かな??)は閉じてない方が、何となく心地よくなってきた。漠然と。。。
というような気持で、明日は都議会選挙。この盛り上がらない気分は何なんだ!と思いながら。やはり環は閉じてない方がいいような。。。と、オチも何もない話ですみません。はい。(TM)

2017/07/02

太田市美術館図書館

 先日の武蔵野クリーンセンターに引き続き、布野修司先生にお誘いを受けて(本ブログ2017/6/16を参照ください)、太田市美術館・図書館の見学会に参加する(ちなみに雑誌『新建築』の同じ号(20175月号)に武蔵野クリーンセンターも掲載されているので、勝手ながら縁を感じているのであります)。週末ということもあり、無理を言って、子供(家族)連れで参加という運びに。
 設計者の平田晃久さんは大学の同級生で、大学を卒業して以来の対面。スタッフの方を含め、施設内を丁寧に案内していただく。本当に、ありがとうございました。
 雑誌で見ていたよりも施設の様子は圧倒的によくて、図書館の空間が文字通り螺旋をえがくように連続していくなかで、さまざまな居場所や抜けが生まれていて、施設全体が丘の中にいるような感覚を生じさせているように思えた。子供たちも走り回っていて、純粋に楽しめる空間なんだ、と改めて実感する。参加者のみなさんとも交流ができ充実した見学会。前橋と同様、太田もおそらく市街地の衰退の雰囲気が感じられ、地方都市の再生ということに対して、建築がどのような役割を果たせるか、というテーマを改めて考えさせられた。(TM)

2017/06/24

水の三部作展

移動の途中にポッと時間の空白ができる。場所は、銀座。
という訳で(ってどういう訳で?、ってつっこまないでくださいね)、銀座メゾンエルメスへちょっと立ち寄る。
アブラハム・クルズヴィエイガス(不勉強ながら初めて知る)の展示を開催中。メゾンエルメスはモダンアート専門の展示ギャラリー(展示スペースそのものの設定および構成がそうなので)ということで、いつも階下のエルメスのブティックとはまったく正反対の雰囲気(ここでは、モダンアートのザックバラン過ぎる作品のテイストのことを指してます)を醸し出しているのが、非常にエキセントリックな感じがして心地よい。
しかも別動線でアプローチするという設定ではないので、展示(無料)を観たい人は、店の中を通ってアクセスしなければ行けないので、その何となく申し訳なさ気な感じを漂わせながら革張りのエレベーターへとシズシズと向かい、階上の展示スペースへ到達する一連のシークエンスの体感が、むずむず感があり、そこはかとなく面白いのである。銀座のホッと一息な一時でありました。(TM)

2017/06/20

恋する演劇2017

ちょっと(1週間ほど)前の話。
武蔵野大学で木工演習の授業をしているのだが、その授業内で何故か毎年、グループに分かれて小演劇をおこなうことを課題の一つとしている。何故、木工の授業で演劇なのか?という、最大にして唯一の謎は相変わらず厳然と横たわっているのだが、もう毎年恒例になってしまったので、学生たちも当然の如くこの課題に取り組むようになっている。本日がその2017年度の開催(開演?)日。授業時間内にキャンパスに戻って来れる範囲であれば演じる場所は自由に設定できるので、教室外でほとんどの演目がおこなわれることになる。
今年は3グループによる公演。天候はあいにくの雨だったため、思い切ったパフォーマンスができ切れない感じは漂っていたが、各グループとも、様々な趣向が凝らせており面白い。シーンの展開が面白いグループ、ストーリー性を重視したグループ、場所を限定して参加型にするグループと、3つのグループそれぞれの面白さは表現できていた。今年は雨の中だったせいか、テーマが重めに感じた。それとも、これはある意味、どうしようもない閉塞感が何となく漂っているご時世(そうなのだ。就職状況がいいのにもかかわらず学生の間にはなんとなくそんな雰囲気が漂っている。いや、気のせいかもしれないが。。)の反映なのか。。。うむ。
演劇なので、雨なんか気にせず、爆裂するくらいのエネルギーを発散させてもいいんじゃないかと、観てる側からは勝手に思ってしまう 。いや、本当に勝手な意見ですみません。で、後期もやってみようかな!、とこれまた勝手に思うのでありました。(TM)
 

2017/06/18

起工式へ


 事業者選定の審査委員として携わった、町田市の熱回収施設(仮設)の起工式が開催されたので赴く。ごみに関しては我々が生活していく限りにおいて必要不可欠な施設であり、今後の施設の在り方というのは多様な視点から考えていくことが非常に大切だと改めて感じる。今後もいいかたちで施設整備がおこなわれることを期待したい。(TM)