2016/07/29

Live @馬喰町

 馬喰町の奉仕会館にて地元の町会などが主催して、例年この時期にビア・パーティが開催される。その名の通り地元の方々がビールを飲む集いなのだが、ただビールを飲んでいてもつまらないので、バンド演奏がおこなわれている。
 そのバンド演奏の場に、僕が参加しているバンド(バンド名:The Pow!)も参加させて頂いている。もうかれこれ78年くらいになると記憶している。時が経つのは本当に早い。
 今年も我々の出番は8時半くらいから。例年、夏のこの場ではカバー曲を中心に演やせていただいている。今年もブラー、レッチリ、ビートルズ、奥田民生、プライマルスクリーム、等、とまったく多種多様なセットリスト。
 それにしても、この会は、異様な盛り上がりを見せるので、演っているこっちもある意味非常に気持ちいい。今年も2曲目くらいから会場のボルテージが異常に上がり、最後は観客の方々みな踊る踊る!状態になり、面白かった。いやはや。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
 観客の方々の年齢層は、平均するとかなり高いとお見受けするので、本当にこのパワーには脱帽である。おそるべし、馬喰町。明後日の都知事選の結果にはあまり希望がもてなさそうな気配だが、まあ、日本人も捨てたもんじゃないよね、と思う。今日この頃でありました。 (TM)

2016/07/26

卒業研究発表会2016

 武蔵野大学4年生の卒業研究の発表会。4年生にとっては前期の集大成となる。60名弱の全ての学生の発表会なので、かなりの長丁場になる。
 今年は朝9時スタートで、終了したのは夜の8時。そこから審査、及び再提出者の発表まで含め、夜9時までかかる。学生も疲れただろうが、こっちもかなりクタクタになる。が、前期の総決算ということもあるので、思わず色々と講評及び指摘をしてしまう。
 水谷研究室は総勢9名。無事に完成し、再発表にも引っかからず、学生たちは一安心。おつかれさまでした。
 大井町の居酒屋で10時半くらいから打ち上げ。時間があまりなかったが、改めて卒業研究のテーマ等を肴に盛り上がる。ある意味、学生生活最初で最後の学術論文の制作もこれで一段落。今後の糧にして欲しい。さて、後期の卒業設計への展開が楽しみだ。(TM)

2016/07/20

設計演習前期講評会2016

 武蔵野大学、3年生の建築設計演習(授業名:空間造形3)の第2課題の発表会。3年生にとっては前期最後の総決算となる。
 課題は吉祥寺市街地に「働きながら住む10世帯の集合住宅」をつくる、というもの。
 提出作品の中から十数名を選んで講評をおこなった。
 全体的な感じは、作品がおとなしい感は否めないが(これ、毎年言ってるような感じですが。。。)、何とか完成までこぎ着けている学生の奮闘は感じ取ることができた。
 今年、印象に残ったのは、発表できなかった学生から発表希望者を募るのだが(ある意味、敗者復活的なシチュエーション)、ひとりの女子学生が手を挙げたということ。個人的には票を入れるか迷った作品だったので、評価の土俵に上がれてよかったと思う。ここ数年はその場面で学生から全く手が挙がらなく、他の教員とも「最近の学生は、おとなしいね。」と言っていたので、この意気込みは評価したい。しかも、発表する話を聞くことによって、その作品への理解も深まるので、また新たな展開も議論ができる。結局、建築はコミュニケーションが非常に大切な分野なのだと実感をする。
 講評会後の打ち上げも、学生が一様の開放感に包まれており、こっちもほっと一安心。3年生は後期に向けて、また夏休みはステップアップして欲しい。
 自宅のイタリアンパセリに尺取り虫が住み着き、ここ数週間であっという間に大きくなっている。時が経つのは、早いなぁ、と改めて実感。前期もあっという間に終わっていく。さて、次は4年生の卒業研究だ。(TM)

2016/07/19

神山典士氏 講演会

 武蔵野大学の『基礎ゼミ』という授業で、外部の講師の方をお招きして講演会を開催する企画をおこなう。対象が1年生ということもあり、建築専門の話だと理解できないだろうな、という思いもあり、建築以外の分野からお越しいただくことに。
 そこで、ノンフィクション作家の神山典士氏、ご登場である。
 個人的には14年ほど前に茨城県小美玉市の劇場の設計に携わり、その施設の参加協働型の取り組みを神山さんが取材に来られて、竣工間際の施設をご案内したのが縁の始まり。
9年前に神山さんの拠点、池袋本町の商店街でワークショップを開催したり。http://www.musashino-u.ac.jp/environment/design/M_lab/workshop2007.html
と、その後もお付き合い頂いている。
 講義は『自分の人生を文章でデザインする』というテーマ。ご自身の執筆作業のプロセス、ご自身の中学生時代のエッセイ、事前に学生に出したレポート課題の作文、を用いて、自分の人生を文章でデザインする、という行為に関して多角的にお話をいただく。佐村河内のドキュメンタリー映画も上映されているこの時期に、来てくれるだろうか?、という思いもあったが、今回の講義も快諾頂き、学生も熱心に話を聴講していた模様。何か刺激を感じてくれれば、と思う。
 講演終了後、研究室の4年生のゼミ生と吉祥寺ハモニカ横丁へ打ち上げ。さらに学生に熱く語っていただく。神山さんありがとうございました。
 さて、学生は昨日の卒業研究概要書提出に続き、来週の発表会へ向けていよいよラストスパート。いいかたちでエネルギーになったことを望むばかり。。。(TM)

2016/07/17

回・転・展


 所用があり、娘を連れて練馬区美術館へ。
 丁度、漫画家のしりあがり寿の『回・転・展』を開催中。それにしてもすばらしい展覧会だ。
 簡単にいうと、展示されているもの全てが回っている、のだ。
 そして根底に流れる、オフビートなゆるさ。

 練馬区美術館の何となくカジュアルな感じと、微妙な具合に相まって、そこはかとない空気感を出してるのもいい。
 頭の中には、円広志『夢想花』(関西以外の人は分かんないだろうな。。)が勝手に妄想的に流れてしまう。おそるべし。
こっちの頭も回ってきて、元気になった。
 ような、気がする。合掌。  (TM)

2016/06/28

恋する演劇2016

  武蔵野大学で木工演習の授業をしているのだが、何故か毎年、その授業内でグループに分かれて小演劇をおこなうことを課題の一つとしている。何故、木工の授業で演劇なのか?という、最大にして唯一の謎は横たわっているのだが、もう毎年恒例になってしまったので、学生たちも当然の如くこの課題に取り組むようになっている。本日がその2016年度の開催(開演?)日。授業時間内にキャンパスに戻って来れる範囲であれば、演じる場所は自由に設定できるので、教室外でほとんどの演目がおこなわれることになる。

 今年は3グループによる公演。各グループとも、様々な趣向が凝らせれており面白い。ただ、3つのグループが演じるのを観て、ものすごい共通点を感じてしまった。ある意味、シナリオが全て同じ雰囲気なのだ。ディテールの差異はあれ、すべてのクループが、まず何らかの状況により戦い、そして最後には歌って終わる(或いは何か高らかに宣言して終わる)、という流れをとっていた。
「戦い」と「歌」の連鎖。うむ。
 準備段階では各グループ間は、まったくコミュニケーションを取らないので、お互いの動きはまったく分からないのだが、このある意味、様式美のように定型化した状況は一体何なんだろう?、と考えさせられた。まあ、それが悪い、ということでは全然ないんだけど。だが、この符合する様子は、やはり少し奇妙な感じがする。
 作家ヘンリー・デヴィッド・ソローは言った(正確訳でなくすみません)。
 「森で分かれ道にきたら人の通らない方に行こう。そして全てが変わる。」
 あまりにその通りやで、と思ってしまうのです。はい。      (TM)

2016/06/21

建築と情熱の相関関係を見学会に思う

 大学の授業の一環で、現場見学と施設見学を1日で2物件という弾丸ツアーをおこなう。

 まずは、武蔵野クリーンセンターの工事現場へ見学に。4年の研究室のゼミ生と1年生の水谷のクラスの学生を中心に30名程で見学。事業が始まって、何年にも渡るプロセスを市の方から熱く説明頂き、僕個人的にも非常に感じ入るところがある。(現在は設計監修として携わっているが、本当に何年もさまざまな段階で関わらせていただいているプロジェクトだと改めて実感。)第1期の工場棟本館がいよいよ今年度で竣工し施設が部分的にオープンする。現場も終盤にさしかかり、その雰囲気も学生は感じられたのではないかと思う。

 夕刻に外苑前に移動して、hh.styleの家具&ショールーム施設の見学。こちらは、大学で僕が展開している椅子を実際につくる授業の履修学生を中心に20名程でお世話になる。インターオフィスの方々にびっちりと家具のレクチャーをこれまた熱くしていただき、その後、実際の家具に座ってみるという体験をおこなう。
 2つの見学会をして、やはりプロジェクトを動かすのは、そこに携わる人々の熱さ(情熱)だと、改めて認識する。学生達も大変刺激を受けたことだろう。これを各自のデザイン行為などに展開してもらえればうれしい限りである。熱くいって欲しい。(TM)