2017/02/08

『Blond』をLPで聴きながら

 昨年リリースのフランク・オーシャンの『Blond』はネット配信しかされなく、アナログ人間の僕にとっては、本当に残念としか言いようがなかった。が、急遽、アナログ盤LP2枚組)が発売。CDはすっ飛ばしての発売なので、僕としてはここで買うしかなく、あわてて吉祥寺のレコード屋へ走りゲット。
 盤は何故か、黄色(タイトルと関係を持たせているのかなぁ?)。
 最近、ゲット(CDです)した、チャイルディシュ・ガンビーノとどうしても比較してしまうのだが、やはりフランク・オーシャンの方が圧倒的だ。前作に比べて内省的な雰囲気があり、個人的には非常に好きで夜な夜な聴いている感じ。
 そして、たまたま、おそらく息子(2歳)が、いたずらで棚から散らかした、スライ&ザ・ファミリーストーンの『暴動』(『There's a Riot Goin' On』)のアルバムが、帰宅したら床に転がっていたので聴いてみる。スライとフランク・オーシャンを比べてはいけないかもしれないが、改めて、本当に改めて、やはりスライは圧倒的だ。
 フランク・オーシャンのアルバムも錚々たるメンバーが参加(ビヨンセやケンドリック・ラマー、等)しているが、『暴動』のジャケットを見ると、ボビー・ウーマックやアイク・ターナー、ビリー・プレストン、がクレジットされており、ラリー・グラハム(ドレイクの叔父さん!)もまだメンバーに残っている。いや、改めて(そして、今更ですみません)凄いな。。。音楽の系譜は続いている。合掌。(TM