2017/08/02

設計演習前期講評会2017

 武蔵野大学、3年生の建築設計演習(授業名:設計製図3)の第2課題の発表会。3年生にとっては前期最後の総決算となる。課題はキャンパス内の「新しい図書館」をつくる、というもの。提出作品の中から20名弱を選んで講評をおこなった。
 全体的な感じとしては、今年は個人的には非常に楽しめた。ここ数年学生の作品はおとなしくなっていると感じていて、第1課題(集合住宅)の作品の出来も同じ空気感がしていたのだが、後半は図書館の課題になり、前半の住宅という既成概念にまとわりつかれている感じから俄然解放されている!、と思えた。
 今年から、履修学生の数が増えたこともあり、指導教員に藤野高志さんと松島潤平さんに加わっていただいた、ということもいいかたちで表れているのかもしれない。ただ、プレゼン(発表)はイマイチ学生のドライブ感がなく(徹夜で疲れてるから仕方ないのだろうけど)、そのあたりは課題だよなぁ、と思ってしまう。
 講評会後の打ち上げには多くの学生が参加し、学生が一様の開放感に包まれて、こっちもほっと一安心。3年生は後期に向けて、また夏休みはステップアップして欲しい。
 打ち上げ会場である吉祥寺の場末の居酒屋を出た所で、授業をサポートしてくれている学科の職員スタッフとパシャリ。スタッフのみなさんもお疲れさまでした。(TM)