2017/09/07

街の風景ということ

 写真のデータを整理していて、新橋駅前にある「ニュー新橋ビル」の写真をみつける。
 先々月新橋で会合した際、ちょっと早く着いたので、立ち寄ってみた次第。建物の前(外部)はよく通っていたが、建物内に入るのは何と初めてだった。建物内は、やはり特異な感じがする。特段に何か特別な設計をしている訳ではないと思うのだが(ちなみに設計は松田平田設計)、この雰囲気は何故現れるのだろうと不思議になる。平日の夕刻だったが、非常にたくさんの人々で賑わっており、人々の集まっている、というか群れている様子が何故か昭和的に雰囲気に感じられてしまう。
 この建物も再開発の事業計画があり、あと5年程すれば解体されてしまう。ずっとある街の風景がなくなることを考えさせられる新橋の夜。(TM)