2018/02/28

見ることのリアル展

あくまでも個人的な感覚なのだが、六本木ヒルズができて以降、六本木に違和感を覚えだして、足が向かなくなってしまっている(昔はWAVEとかに行ってたけど。。。)。が、森美術館の展覧会が時折いい企画をするので、どうしても行かざるを得ない。
 開催中の『レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル』展へ。王道だが素晴らしい展覧会としか言いようがない。作品の一つ一つが質量とも高い水準で、それが一堂に展示される訳なので、もう文句のつけようがない。特に今回はレアンドロ・エルリッヒなので、作新のテーマは分かりやすく、ビジュアルも見栄えが抜群(ある意味インスタ映えバッチリ)である。それにしても来場者に、圧倒的に若い人たち、しかも女性、が多いのには少し驚いた。入場料かなりいいお値段なので、この人手の多さは静かな衝撃だ。そのあたりにアートの力(いや、六本木のパワーなのか?)に感じ入るのでありました。(TM)